日本のマリオット系クレジットカードのAmex MB Premium が大改悪です
Amex MB Premium(日本版)大改悪
日本のクレジットカードの中ではおすすめできる1枚であったAmex MB Premium の年会費が大幅に値上げされます このカードを持つ意味がなくなったかもしれません
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Amex MB Premium |
これまでの年会費は49,500円(税込)でした これでも日本のクレジットカードの中では高い方です それでもこの年会費を払う意味は十分ありました 特に日米のクレジットカードを持つことができる人にとっては意味ある1枚だったのは間違いありません 息子の方は日米3枚のマリオット系クレカを持っています これで楽々チタンステータスを維持しています 私の方はチタンは狙わないで主に円を使うためのカードにしていました ポイント率が日本のカードの中ではとてもいいですし、なんといってもマリオットポイントはパートナーポイントへの移行先も多彩だからです
2025年11月以降の請求分より年会費が82,500円(税込)に値上げになります
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Amex MB Premium |
既存会員は11月以降の請求分から新しい年会費が適用になります 8月20日までに新規申請をすると旧年会費とのことです 8月21日以降に新規申請、切り替え(アップグレード?)をすると82,500円の年会費です
無料宿泊特典
年会費の値上げもエグいですが、もっと驚くのはこれだけの年会費を払っても無料宿泊特典はもらえないということ これまでは年間150万円を達成すると50,000Pまでのプロパティに利用可能な無料宿泊特典が1泊獲得できていました 今後は400万円以上達成できなければ無料宿泊特典はもらえません 改善点は年間400万円以上カードを利用すると75,000Pまでのプロパティに利用可能な無料宿泊特典が1泊獲得できることです 手持ちのポイントは15,000Pまで追加して利用できるので最高90,000Pまでのプロパティに利用可能ではありますが、北米版 Brilliantや Ritz Carlton Visaではカードを更新するだけで85,000Pの無料宿泊特典が貰えるので手持ちのポイントを足して最高100,000Pまでのプロパティに利用することができます
現在無料宿泊特典チャレンジ中の方でプログラムの終了日が10/27/2025~10/26/2026の間に該当する場合、150万円以上達成で75,000Pの無料宿泊特典が貰える救済措置があります これは8月21日以降にカードを申請された方には適用になりません
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年間400万円もカードを利用してもらえる特典が75,000Pの無料宿泊特典だけなんて、年会費分の82,500円でそれくらいのホテルには宿泊できると思えるのですが、そこに何かお得なことはあるのでしょうか
プラチナエリート取得条件
Amex MB Premium にはゴールドステータスしか付帯していません これまでは年間400万円以上利用するとプラチナ資格が得られていましたがこちらも改悪されて今後は年間500万円以上の利用に変更されます
こちらも既存会員には救済措置が用意されており、12/31/2025までは400万円以上でプラチナ資格が得られます 8月21日以降に申請された方は適用外
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北米版のAmex MB Brilliant は年会費650ドルですがプラチナ資格が付帯しています 日本のAmex MB Premiumの新しい年会費よりは少し高いくらいでもプラチナ資格付帯と85,000Pの無料宿泊特典1泊、さらに毎月25ドルのダイニングクレジットがあるのであまりにもお得だと改めて感じました さらに9月24日までの期間限定キャンペーン中、6ヶ月以内に6,000ドルの利用で185,000Pがもらえます
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ポイント率の変更
地味に痛いのがポイント率の改定、事業用決済はポイント付与の対象外になります ビジネスオーナーなどの方には影響が大きいかと思われます
公共料金、国税などが1.5Pから0.5Pに大改悪しました 日本のクレジットカードでは公共料金や国税などでポイントがつかないカードが結構あります 息子が修行で頑張って使っているJALカードは税金の支払いではポイントがつきません (訂正:JALカードの税金の支払いはマイルが付与されます)JALカードでマイルを貯めるより150万円利用で無料宿泊特典の獲得を狙い我家では税金や公共料金の支払いは主にAmex MB Premiumを利用していました 1.5Pでもポイントは付くし、無料宿泊特典を得るのに年間150万円利用しなくてはいけないので税金の支払いで達成するようにしていました
北米のクレジットカードより唯一このカードが優っている点がその他のカテゴリーの3倍Pです Amex MB Brilliantでは2倍Pなので、Amex MB Premium で300円利用で9P獲得、Brilliantで2ドル(約300円)利用で4P獲得です この違いは大きいので日本で主に利用するカードにしていたのですが、年会費を82,500円払って無料宿泊特典もなし(400万円を達成する意味がないので)ならポイント率はいいですがこのカードを諦めるしかありません
継続か解約か
我家の場合、私は解約、息子は継続することにしました 二人とも今年は旧年会費で更新後、すでに150万円を達成して無料宿泊特典も獲得しています 来年になって新しい年会費が発生する前に私は解約します 息子はチタンを継続中でチタンの待遇にも満足しているのでとりあえずは継続、82,500円で年間宿泊実績15泊を買ったと思うことにします
ちなみにダウングレードは全く検討していません 下位カードのMB Amexは年会費が23,100円から34,100円になり、無料宿泊特典(50,000P)を得るのに年間250万円以上の利用が条件です カードの更新で獲得できる宿泊実績はわずか5泊なので持っている意味が全くないカードです 私の予想ではAmex Hilton に変更する方が多いのではないかと思っています
昨年あたりからAmex MB Premium の審査がやたら厳しくなったと感じていたのでこういうことなのかと理解しました マリオットとしては増えすぎたプラチナ会員の対策の一環なのかもしれません Amex MB Premiumを解約する人は少なくないと思われ、事業用決済のポイント対象外の影響もかなり出てくるのではないかと予想しています
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