小さ目の一軒家ですが、コンドやタウンハウスに比べると収納はたくさんあり、裏庭には大きな物置もあるので知らない間にたっぷりと不要品が溜め込まれていました 北米生活が長い割にはガレージセールをやったことがないのは、今の家に越してきて以来、不要品品は裏口付近に置いておくと回収業者が巡回しているのであっという間になくなるからです ガレージセールをする手間を考えると、手っ取り早いのですが、今回は急に週末ペイント屋さんがお休みになったので、この1日を利用して一気に不要品処分を決行することにしたのでした
ガレージセールの告知
思い立ったのが二日前です それでも最近はネットに掲載すればいいので、十分間に合うと思いました めぼしいものは写真を撮って掲載し、日にちと時間、住所を載せて後は当日を待ちました
ガレージセール情報サイトがいくつかあったので、そこに載せるとマップ上にガレージセールをしているところがわかるようになっています 電柱などにフライヤーを貼ったりする時間はまったくありませんでしたので、どのくらいお客様が来るのか不安ではありました
アーリーバード
ガレージセールは8時~2時というのが定番のようで、うちも8時からとしていたのですが、当日の朝の6時半には既に家の前にトラックが停まっていました 早っ! アーリーバードさんがやってきてました
自分でガレージセールをしたことはありませんが、息子が小さい頃はデイケアなど資金集めのガレージセールのボランティア経験があり、多少の知識はありました ガレージセールにアーリーバードはつきもの、業者さんたちは早めに来ていいものを買い漁っていくのです 開店前の8時前にはドアベルを鳴らす人も現れる始末 アーリーバードさんは一切無視して、告知通り8時キッカリにガレージのドアを開けました
業者の買い付け
6時半から待機していた業者さんは、息子が掲載していたギターが目当てだったのでした 時代が止まったかのようなヒッピー風の出達で中古楽器の業者さんなのでしょう エレクトリック・ギターにアンプ、ケースと一揃い全部一括購入して頂きました
他にはきっとフリマなど出店している業者らしき母娘の二人連れが結構なお買い上げ、アート専門の人もいて処分に困っていた画を予想以上のお値段でお買い上げしてもらえました 経験上、朝イチで絶対現れるのがジュエリーの業者さんです 当然、来ましたがジュエリーは出品していなかったので、さっさと退散されました
8時からの30分が決戦と言った感じで、それはもうてんやわんやの大騒ぎ 取り置いているのを買っていこうとする人とで小競り合いもあったりで、生活がかかっているだけ本気度が凄い
ガレージセール好きな人たち
第一波が終了すると、すぐに一般人の第二波到来 これも一般人とはいえ、毎週ガレージセール巡りをしてるようなツワモノ集団でした ある特定のコレクターもいて、息子のコレクターアイテムが売れたのは嬉しかったです ゲーム機器やソフトなども早めに売れてしまいました 服はタダと言ったら、あっという間に全部なくなってびっくり! 靴はサイズが合わなければ売れないので難しいかと思っていましたが、売れる売れる! もっとないかと言われるくらい売れました 息子曰く、自分が履き古した靴が売れるわけがないと言っていたのですが、貴方に不要なものでも必要としている人はいるという母の主張が当たって、世間というものが少しはわかったことでしょう
ガレージセール好きな人たちっているのですね 予想外のものが売れたり、売れると思ったものが売れなかったり、面白い経験になりました
売上
8時から2時まで、6時間の成果は 600ドル少々でした 1時間100ドルなので、ガレージセールとしては悪くない方ですね 1~2ドルで叩き売っていた割には金額がいきました あさイチの業者軍団さんで金額を稼いであとはおまけのようなものでした
感想
おそらくこれが最初で最後のガレージセールです 家族全員疲労困憊で2回目はないと確信しました 次はないですが、捨てるには忍びなかった諸々の物たちが必要とする人のところへ旅立って行ってくれたのは嬉しかったです 日本ではメルカリやヤフオクで売るのが普通ですが、アメリカはガレージセールの国ですね 大きな車やトラックがあるので、大物もその場で積み込んで売れていきます 売れ残りをガレージの前に置いていたらキレイさっぱりなくなっていたので、助かりました 一回くらいはやってみるものですね
本日のオファー情報は都合によりお休みいたします
本日のオファー情報は都合によりお休みいたします
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