帰国準備 日本滞在ビザ申請

いよいよ本格的に帰国準備に取り掛かりました 日本人の私と息子は問題ないのですが、夫が米国籍なので日本滞在ビザが必要です 先日、領事館で聞いた時は知りたい情報を得ることができませんでしたので、日本の入管に電話で問い合わせをしてみました

在留資格認定証明書交付申請書 について

外国人が日本のビザを申請する際に、事前に在留資格認定証明書 を入手しなくてはいけません 在留資格にはカテゴリーがあり、アメリカでもあるのでわかりやすいと思いますが、どのカテゴリーで申請するか迷っていました

日本人の配偶者等

配偶者が日本国籍の場合は、日本人の配偶者等 のカテゴリーで申請します 我家の場合はこれでもいいのですが、私が日本にはまだ住んでいないので住民登録もしていませんし、年収の証明が難しく、銀行残高証明でもいいそうなのですが、ちょっとハードルが高いきがしました

そこで、一足先に息子が日本勤務の為、日本に住むことになり 日本人の息子が米国人の父親を扶養する為に呼び寄せるというシナリオを思い付きました イケそうなんですけど、このカテゴリーはないのです 日本人の子 というカテゴリーはあるのですが、夫の両親は亡くなっており、違うかなと

迷っていても答えは見つからないので、東京の入管に電話で問い合わせをしてみました


日系二世枠


電話番号 03-5796-7112
日本時間  午前8:30~午後 5:15


これがとっても親切な対応でびっくりしました お役所なのにこちらをお客様とお呼びになり、日本の役所も変わったものだと時代の変化を感じました 

こちらの事情を説明してどのカテゴリーで申請するか聞いてみましたが、やはり 日本人の親というカテゴリーはありませんでした 日本人の配偶者で申請するのがベストという流れになりかけたのですが、もう少し食い下がってみると、新しい提案がありました

なんと、日系二世枠です え?夫は正真正銘日本生まれの日本人なのに(だった)いつの間に日系二世になっていたのでしょう 夫の両親は他界していますが、日本人の子 であるので日系二世枠で申請できるということでした これには草葉の陰で義両親も驚いているに違いありません

配偶者枠で申請すると、婚姻証明証や正当な結婚であるとの質問書なども提出しなければいけないのですが、日系二世枠では日本人の子である証明(戸籍謄本)をすればいいということでした こっちの方が簡単な気がしました

夫には日本で生活するのに十分な年金収入があるので、その証明と日本語訳を付けて提出しますが、息子が扶養者として勤務先や年収の証明も提出するとより確実とのアドバイスを受けました


単身者は日系二世枠

日本人の配偶者がいない元日本人なら日系二世枠が使えるということがわかりました または、夫婦共に米国籍になっている場合でも、ご両親が他界されていても日本人の実子であることを戸籍謄本で証明すればいいわけですね

日系3世4世枠も存在しているので、二世なら余裕かもしれません 元日本人なら簡単にビザが取れるとの情報の根拠はこれだったのかな?


申請手順

申請カテゴリーは決まったものの、すぐに申請する訳にはいきません まずは、息子が日本で住民登録をしなくてはいけません 会社から収入証明も入手する必要があります

国籍喪失届

元日本人で自分の意志で米国籍になった方が、在留資格認定書を申請する際に忘れてならならいのがこれです 米国籍になった時点で日本国籍を失うので、国籍喪失届を提出する必要があります 海外の領事館、大使館に提出すると戸籍に反映するまでに1か月ほどかかるということです 戸籍に除籍の記載がされてから、日本人の実子であるとの証明に戸籍謄本を取り寄せなくてはいけません


収入証明、銀行残高証明、送金の記録

日本で生活するための経済力を証明する為に、収入がある方は収入の証明、ない場合は銀行残高証明や海外からの送金の記録を見せる必要があります アメリカの年金を貰っている場合はその証明ということです 日本語訳は自分でもいいとのことでした


住所

これも先に住むところが決まっている必要があります



まとめ

ビザを申請する前に在留資格認定証明書から始めることになりましたが、入管に問い合わせた収穫は日系二世枠で申請できるということでした 申請料も無料ですし、自分で出来ると思います 行政書士の方に依頼すると 10万~20万円くらいが相場のようですが、自分で頑張ってみることにしました 





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