日本での住まい問題
ライトハウスさんの記事はこちらになります
参照元:ライトハウス11月1日号 34ページから |
私の住んでいるLA では引退後に日本にご帰国になる方が益々増えています ライトハウスさんでも毎号のように、日本で引退生活を考えている方の為のセミナーが企画されています いつも盛況のようです
確かにここまで物価が高騰し、生活コストが上がってしまってはとても引退者が生活していけるとは思えません 高騰した不動産価格を利用して、持家の方なら売却すれば日本で余裕で暮らしていけるはずです 日本は不動産価格も安く、生活コストはアメリカと比べ物ならないくらい安く感じます
我家は日本人同士のカップルなのでいつか帰国することは既定路線でした 息子もまだどこで就職するかは未定ですが、LAに定住することはないようなのでもうこの地に住んでいる意味もなくなりました ご家族がアメリカに定住となると、そのままアメリカに残られる方が多いでしょう ただ、最近よく聞くのは日本のご両親の介護のために帰国を決断されるというケースです 日米に親族がいれば、どちらの親族の事も考えなくてはいけません
他にも、配偶者が米国生まれの米国人の場合もアメリカに残られる方が多いはずですが、もしもお連れ合いに先立たれた後、アメリカに身寄りが全くない場合は、やはりご帰国をお考えになる方が多いとのことです
どなた様にもいつ何時やってくるかもしれない、日本への帰国の日に備えて知識だけでも蓄えておくのはいざという時に役に立ちます
帰国のプランはじっくり万全に
ライトハウスさんの記事でいちばん共感できたのはこの方の記事でした
アメリカに長く住んでいれば日本人とはいえ、いきなりの日本移住はケガのもと綿密な準備が必要だと (記事より)三菱総合研究所プラチナ社会センター主席研究員の松田智生さんがおっしゃっています
これは全く同感です 後で後悔しないためにも十分に時間をかけて万全の態勢を整えて帰国するつもりで我家も頑張っています
後は、帰国後の生活ですね 私の場合50代での帰国ですので、年金を受給できるまでまだ先は長く、完全にリタイアするわけにはいきません 特に社会に必要とされるスキルがあるわけでもない主婦ではありますが、自分なりに帰国後にできることを探し始めました 夫の方は既に十分働いてきましたので、仕事からは完全に引退し、何か楽しみを見つけなくてはと考えています
どの年齢で帰国するかによって、住まい選びも違ってきます
日本での住まい選び
ライトハウスさんの記事内にも帰国後の住まいについて書いてありましたが、やはり帰国する年齢によって住まい選びは変わってくるということです
私共はまだ施設を考えるには早いので、マンションを購入することを検討しています 記事内にもありますが、一戸建てを購入するのはおすすめできません 特に地方では一戸建ては暴落します 住む方が亡くなって、廃墟になる家も多く、手入れや防犯を考えるとシニアが選ぶべきは集合住宅と思われます
何れ施設に入所する日がきても、売却や賃貸がしやすい物件を選ぶべきです それはズバリ、駅近しかありません 日本で売却や賃貸がしやすい物件となると駅近の物件です シニアで車がない生活をするなら、駅近は絶対に外せない条件です
間取りや広さにこだわるあまり、少々駅から離れてもと考えるのは間違っています これはアメリカの不動産にもいえることですが、学校区を譲れないのと同じです アメリカでは優良学校区内の物件は値崩れし難いのです
実際に我家もいくつか候補を絞って検討をしていますが、東京ではオリンピック前でマンションは高騰しており手が出ません そこそこの地方都市でこれはという物件がみつけられたらいいかなと思っています
介護施設
介護施設は今のところ必要ありませんが、いつか必ず必要な時はやってきます 何も準備なく子どもに丸投げするようなことは絶対にしたくありません 自分たちで納得のいく施設を見つけて、準備をしておかなくてはと考えています 日本のご両親世代では、全て子どもに丸投げされる方が実はとっても多いのです
ボケてしまって判断が付かなくなった後、子どもに行先を決めてもらうのはどうなんでしょうか 子どもさんがいらっしゃらなければ尚の事、自分の終活は自分でしておくべきですね
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少しづづ日本帰国に備えて準備を始めました
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