ANA特典航空券発券ガイド 必勝法は355日前発券

マイルが貯まったら特典航空券を発券しましょう ANA 特典航空券の発券方法を完全解説します




ANA国際線特典航空券予約ガイド


ANAは355日前から


ANA国際線特典航空券は復路の355日前(出発日含まず)日本時間午前9時 から第一区間出発の96時間前まで申込ができます 電話では一連の航空券1件につき発券手数料は25ドル(北米地区)かかりますので オンラインで無料で発券しましょう

片道発券ができるJALと違い、ANAは往復発券しかできません 復路の355日前がカギです ハイシーズンならこの355日前日本時間朝9時の争奪戦に参戦しなくてはいけません ただし、平会員と上級会員とでは検索して出てくる空席の数が違うということを覚えておきましょう 平会員より上級会員に開放される特典航空券の席が多いのです 家族に上級会員がいれば有利になります

空席待ちをしてはいけない


空席待ちをしても平会員にまわってくることはまずありません 355日前に空席待ちのリストに載ったとしても、後から上級会員がリストに載れば平会員はどんどん後ろになります 空席待ちに可能性はほとんどありませんが、出発日直前になるとホールドしていた席をリリースする方が多いので直前では空席が出現することがあります おひとりでいつでも飛べる方には直前発券に望みをつないで下さい


必要マイル&シーズンチャート



日本-北米 往復必要マイル

特典航空券シーズンチャート


必要マイルは、クラス、シーズンによって違ってきます 最も必要マイルが少ないのがローシーズンのエコノミークラスで4万マイルです 私が毎年帰省するのは4月ですが、7.5万マイルでビジネスクラスを利用します 米国系エアラインに比べると圧倒的に少ないマイルなのです ANAではビジネスクラスがお得感が大きいです 


ANA LA-羽田往復ファーストクラス 料金
Google Flights 調べ

ANA LA-羽田往復 ビジネスクラス料金
Google Flights 調べ


金額的にはファーストクラスの方がマイル単価は高いのですが、ANA便のファーストクラスは JALに比べるとそこまで豪華ではありません 特に深夜便の羽田線では寝ているだけなので、ファーストクラスひとり分発券するより、ビジネスクラスを2人分発券する方がお得感があると感じています ファーストクラスやビジネスクラスもエアラインによってサービスに幅があり、同じではありません LA-日本便のビジネスクラスは ANAの方がゆったりしたレイアウトです ファーストクラスのサービスは JAL の方が上でしょう

ファーストクラス、ビジネスクラスの料金は多少の変動はしますが、年間を通してあまり変りません ファーストクラス往復料金は 1.8~2万ドルが相場です





ANA日本サイトから予約


ANAは北米サイト、日本サイトどちらからでも発券ができます JAL の場合は北米会員は北米サイトからしかできません まず、日本サイトのANAマイレージクラブにログインしてみましょう


ANAマイレージクラブ・ログイン画面


ID とパスワードを入れてログインしたら、この画面からスタートです  赤い矢印の ANA国際線 というボタンを押してみましょう


ANA国際線特典航空券 予約画面


予約画面に進む前に、画像赤字の下 カレンダーから空席状況を確認というところを 押してみましょう ざっくりした空席状況がわかります 


ANA国際線特典カレンダー


日本地区のサイトから調べていますので、目的地のZone とクラスを選びます Zone6 が北米、クラスはエコノミーを選択してみました ご覧のとおり、ほとんど空席がないのがおわかりでしょうか  △マークは残席があるというより、空席待ちができると理解したほうがいいでしょう カレンダーからは6か月先までしか検索することができません 355日決戦に挑まれる方にはカレンダー検索は必要ありません


空席の見つけ方


それでは特典航空券予約画面に進んでみましょう 

特典航空券は、北米-日本区間でマイルが設定されていますので、ANAが飛んでいるところなら日本ならどこでも、北米ならどこでも出発地、目的地にできます 飛行機を乗り継ぐことになってもマイルの追加はありません これが特典航空券の魅力です どこかに経由することもできますが、ここでは日本の地方空港を目的地としてみましょう  福岡で調べてみます

複数都市・クラス混在 を選択


経由地がある場合や、クラス混在で調べたい場合は 右側のタブ、複数都市・クラス混在を押します 経由地がなくても全部のクラスの空席状況が見られますのでこちらがおすすめです あとは、希望の日程、出発地、到着地を入力し検索します


クラスごとに空席状況が表示

クラスごとに空席状況が表示されます ANA便だけでなくスタアラ便も出てきます


2019年GW で空席確認


来年のGWど真ん中で LA-羽田-福岡-羽田-LA ビジネスクラスで調べてみました この時点では日本-LA 便が空席待ちになってしまいましたが、 必要マイルはハイシーズンですので9万ANAマイル、支払い総額は 28,340円(オイルサーチャージ&諸税)となっています オイルサーチャージは時期により変動します


2019年GW で空席あり


福岡便を外し、LA-日本で調べましたところ GW中に羽田便で空席を確認できました(5/20/2018時点) 国内線を付けると該当便がないとでる場合もあります その場合は、日本国内線を外すとご覧のように空席を見つけることが出来ることもありますので、一度のチェックで諦めずに調べてみましょう 日本国内線が付かなくても必要マイル、自己負担金額に変更はありません


GW を外し、4月の便にするとローシーズンが適用され同じ旅程で必要マイルは7.5万ANAマイルになります エコノミークラスならば 4万ANAマイルですが、支払い総額も同じです LAX -日本 にANAは毎日3便飛んでいますので以前より特典航空券の席が増えています LAにお住まいなら ANA一択です JAL は便が少ないばかりか、法人会員の数が多く 平会員では ANAの方に分があります 


発券、決済方法


空席を見つけたら、後はオイルサーチャージ&諸税を支払い、発券をします 355日前発券の場合、あとでオイルサーチャージが減額された時の為に金額は記録しておいてください 支払いは ANA Card でしてはいけませんよ ANA Card は1ドルが1ANAマイルにしかならない残念なカードです 航空券の購入でポイントがたくさん貯まるカードを利用するのがおすすめですが、忘れてならないのは外貨手数料がかからないカードを選ぶことです ANAの決済画面、円表示になっています 外貨手数料がないカードで支払うのはお約束です

発券はe-チケットです パスポート情報は正しく入力してください パスポート情報は後からでも変更できます



オイルサーチャージを減額できる小技: 出発までの間にオイルサーチャージが下がった場合、日本国内線を付けて発券していればその部分のどこか1便でも変更すれば変更時のオイルサーチャージで再計算され、差額は返金されます 国際線だけでは後になるほど変更できる空席が見つからないので、日本国内線で調整してみてください

特典航空券のキャンセル料は3000ANAマイルです 3000マイルのキャンセル料を免除してもらえる場合もあります 詳しくはこちらの記事を参考になさって下さい




座席指定、その他のリクエスト


発券すると、座席指定ができます 座席はどこも同じではありません 自分にとってのベストな座席を見つける参考になるサイトをご利用下さい ANAの座席表には載っていない情報もみつけられます

食事や特別なリクエストも事前に入れることができます ベビーカーやバシネットが必要な方は数に限りがありますのでお早めの予約をおすすめします


2 件のコメント :

  1. ブログのリニューアル、おめでとうございます。
    今までのブログも大変見やすく、読みやすく、ファンになりました。
    これからは、よりよくなるのですね。楽しみです。

    ANAでの特典旅行に魅力を感じて、AMEXでの陸マイラー活動をはじめましたが、直前にならないと旅程が決められない私たちにとっては、使うのも非常に難しいと感じています。せめて片道ずつ取れれば、もう片道は別の航空会社のマイルを使うなど出来るのですが…この辺はいつか改善してくれることを願うばかりです。

    返信削除
    返信
    1. まいこさん:

      新しいブログで記念すべきコメント第一号です 
      コメントありがとうございます

      ANAも片道発券出来るようになるととても使い勝手がよくなりますよね 改善を願います オンラインで発券できない出発4日前を切ると、空席がかなり解放される傾向にあります ひとりだとそこに賭けるのも手なんですが、家族旅行だとそうもいきませんね 難しいところです

      削除