日本で家を買う

アメリカで家を買い、昨年夏に帰国準備で家を売りました 日本での住まいは新築のマンションを2年ほど前に購入していますが、引き渡しまでこんなに時間がかかるとは思いませんでした 日米で家の購入には大きな違いがあり、いろいろ勉強しながら経験を積んでいます 

新築マンション

新築物件が皆無に近かったアメリカでの家探しと違い、日本では新築物件の方が多いといってもいいくらいたくさんあります アメリカの家が古かった分、日本では新築にあこがれがありました 新築マンションを購入するにはなんといっても第一期分譲が有利です 第一期で購入すると引き渡しまで時間があるので、間取りの変更や内装のオプションなどかなり自由に選択できます 最終期近くになると、ほぼ完成しているのであまり大胆な変更はできません 

第一期分譲ではいい条件のお部屋が選択できるので、やはり先手必勝と言えます とはいえ、アメリカに住みながら日本の住まいを先手必勝で購入するのは難しいです 新築マンションの申し込みをするには、まずモデルルームを見学に行き、1時間ほど営業担当者の話を聞き、それからようやくお値段などのお話が聞けます つまり、申込をする前に必ず一度は現地ショールームに足を運ばなくてはいけません その後、希望の物件が抽選とでもなると、また抽選に日本まで行く羽目になるかもしれません 私の場合、抽選を回避できたのでそこは助かりました

購入を検討していた他の物件は、説明会に行った後、申込にはまた日本に来いと言われて、購入を断念したものもあります 海外在住者に対して、何一つ配慮もない会社もあれば、海外在住ということを考慮してくださる会社もありました

引き渡しまでの期間

新築マンションを第一期で購入すると、引き渡しまでかなりの期間があります 私が説明会に行った時には既に現地で工事は始まっていましたが、地上部分はまったくできていませんでした 引き渡しまで2年くらいは普通で、もっと長いものもあります 日本に帰国後の住まいに新築マンションをお考えなら、物件探しは早く取り掛かる方がいいでしょう

既に完成しているマンションを購入するという手もありますが、いい条件の部屋から売れていくものなので、残っている物件はそれなりの理由があります それに完成しているからといって、すぐに入居できるものでもないのです 東京に購入したマンションは完成していましたが、入居は4月まで待ちました 会社で入居計画が決められており、段階的に入居させるようになっていたので、それまで仮住まいしなくてはいけませんでした

東京の物件は第一期分譲からかなり出遅れているので、残ったものから選んだ感じです 欲を言えばもう少し高層階がよかったかもと思うこともありましたが、意外にもここは当たりだったと思っています


中古マンション

新築マンションを購入したあと、中古物件を購入することになりました 中古は初めてなので仲介業者を通して購入しなくてはならず、まずは業者探しからです アメリカの不動産売買でもいいエージェントに出会うかどうかが大切で、最強のチームを組んで売買をしましたが、日本では一からのスタートです 

ところが、出会いがあったのです ホテルのお泊り女子会の相棒のMさんが見つけてきてくれました このエージェントさんが非常に誠実で信頼できる人だったので、この方と組むことに決めました 新築と違い、中古物件にはドラマがありました 業界の闇も垣間見た気がします ここでも私の運は尽きていませんでした 運も縁もあっての家探しです 縁があって、いい物件に巡り合えたことを感謝しています

日本での家を購入するお話はシリーズで続けます 続きはまた次回





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