SoCal 不動産事情

旧ブログでは アメリカで家を買う シリーズを掲載していましたが、新しいブログになって初めての家の話題の記事です 最近は不動産価格も落ち着いてきたように感じてはいますが、局地的にはまだまだクレージーな価格もあります 久しぶりにこれは凄いと感じた不動産価格の変換をお伝えしましょう


SoCal 不動産事情

カリフォルニア州でも北と南は事情が違いますし、LAの中でも地域により全く事情は違います 不動産の話題はなかなか一括りにはできないものです このシリーズは私が体験してきたこと、見てきたことを元にしています

この20年ほどで不動産価格は大変な上昇をしました 今では信じられないことですが、不動産価格が底だった96年頃は、日本の不動産価格からみてもアメリカは安いと感じたものです ただ、その頃は住宅ローンの金利が恐ろしく高く、アメリカの人はどうやって住宅を購入するのか不思議で仕方なかったのでした そんな時代もありました

凄まじいまでの価格上昇

旧ブログで取り上げましたこちらの例ですが、廃墟同然の家を買って2年住んだのち、全く家には手を加えることなく1Mの利益で売り抜けた実例です これもほんとに凄かったのですが、またしても凄い例です

うちのご近所さんで息子の同級生が昔住んでいた住宅です 息子の同級生男子&兄とご両親の4人家族のお宅でした 家としてはごく普通の3ベッドルームくらい小さな平屋のおうちです どこからみても決して裕福そうにはみえませんでした(今となっては大変失礼なのですが)ごく普通のご家族がごく普通の住宅にお住まいになっていました

ある時、ご両親が離婚されたのでその後はお母さんと息子さんたちがお住まいになっていたと思います 息子さんたちも進学で家を出られたのでとうとう売りにだされたのですが、この時も結構驚いたのですよ




ここまで上がる!


こちらがそのお宅の売買歴ですが、個人情報なので一部消しています

ある住宅の価格変換
一部消しています



まず、ごく普通のご家族と思っていたご家族は 2001年に約 1M でそのお宅を購入されていました 2001年に1Mの物件を購入できるという方は富裕層になると思います その頃の新聞の不動産セクションには 1M以上の物件は特別のページに掲載されていたからです その頃のドリームハウスと言えば、間違いなく 1M以上の物件でした

しかも、他の場所ならもう少し見栄えのいい物件が買えたはずです 場所にこだわって購入されたとしか思えません 

売却されたのは 2015年、私の知る限り大規模な修復や改築は行われていません それが、わずか14年で 約3Mで売れました 正直、この程度の物件でこの価格は凄いと思ったものです 

その物件ですが、購入したのは業者さんでした ドリームハウスがどーんと立ち上がったのですよ 約2年半くらい後に で、おいくらで売却されたかといいますと画像のとおり、7.2Mでございます 売値よりは多少下がってますが、凄すぎませんか? 流石の私もこの値段で売れるわけがないとタカをくくってました 実際、一つ通りを隔てた同じく新築物件ですが、同じような価格でまだ売れていません たったひとり、その家を気に入った人が現れるとポーンと買ってしまうんですね

7.2Mの凄い価格ですが、ここは決して広大な敷地があるわけでもなくごく普通の住宅街というのは付けくわえておきます 






家の売り時買い時

やはり、家は売り時買い時を間違わなければ大変な利益が出るという事例ですね 2001年に 1Mの家が購入できたのは確かに凄いことですが、売り時もたまたま子どもが巣立った時にあたってしまったのか、狙っていたのかはわかりませんがまさにドンピシャのタイミングで売却されたと思います


まとめ

久しぶりにびっくりした例でしたので取り上げてみました 






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