ビジネスクラスのシートは機種によりここまで違う

短距離ならまだしも、太平洋を越えて日本を往復するとなると少しでも余裕のあるシートがいいわけです エアラインによってもシートの種類は違いますし、同じエアラインでも機種によって雲泥の差ということもあります LAX発便では、JAL の成田便と関空便がこれに当てはまります この二つ、これが同じJAL なのかと思うほどの違いがあります


ビジネスクラスのシートは機種によりここまで違う



JAL 関空便は要注意


成田便はフルフラット

私はANAマイラーなので JALを利用することがまずありません 4月のロンドン便では珍しくJAL のビジネスクラスを利用しました 

JAL Sky Suite


私が利用した、羽田-ロンドン便と LAX-成田便は同じシートです フルフラットになるタイプです


問題は関空便



JAL Shell Flat Neo



LAX-成田、 サンディエゴ-成田 がこのシートになります フルフラットにならないばかりかお隣と完全にくっついています 最近のビジネスクラスは独立しているシートが多いので、このまま10時間超えのフライトはキツイものがあります

お値段がお安いなら我慢するかもしれませんが、マイルだと成田便も関空便も全く同じビジネスクラスのマイルが必要です そんなの絶対にイヤですよね LAX-関空便は、ビジネスクラスがこのシートというだけでなく、ファーストクラス、プレエコもない仕様です その理由で、非常に不人気となっており特典航空券は予約しやすい路線です 


タイムリーに日本の陸マイラーのすけすけ先生がこの違いをレポートされています 関空便ご利用の方は参考になさって下さい


成田経由がおすすめ

LAX-成田便のビジネスクラスをJALの特典航空券で発券するのは、一日3便飛んでいるANAに比べるとかなり難しいです つい、関空便で妥協してしまいたくなりますが、ここはよく理解しておいてください 関西を含めて地方に飛ぶなら、成田経由を選んだ方が同じマイルでシートがフルフラットになります 

これは私の経験からですが、フルフラットでお隣を気にしなくていい形状のシートの場合、非常にリラックスできます 10時間ほどのフライトでも食事をしたり映画を観たり、または熟睡していればあっという間に到着します 日本国内線1便くらい乗り継ぐのは余裕です

ビジネスクラスとはいえ、関空便のシートの場合フルフラットにならないことより、お隣の圧迫感でリラックスできない可能性大です 少なくとも私はこれでは苦しいですね


ビジネスクラス苦行物語


数年前まで、ANAも LAX-羽田便は 古いシートのままでした 成田便は先にスタッガードシートを導入していたのですが、羽田はなかなか新しくならなかったのです そんな時代に 羽田便を利用した時のお話です

その日のビジネスクラスはほぼ満席、お隣とくっついてるシートの圧迫感、今とは考えられないほど近かったのでした 私のお隣がちょっとスゴイ方でして、一目で業界系といいいますか一般人とはまるで違う出達でした 深夜便というのに真っ白のパンツで颯爽と搭乗です お手にはバーキンをお持ちでした 男性でバーキンをお持ちの方はその時まで美川さんくらいしか存じませんでいたので、この方と10時間のフライト中隣合わせになる不安といったら!

この羽田便もファーストクラスがない仕様だったのです こういう方はファーストクラスに行って欲しいものですが出来ないので仕方なく私のお隣に座っておいでというのがアリアリでございました CA さんにも無理が効くお立場のようで、ほぼ満席ではありましたが、隣が空席のところに移動なさるということで どんなにかホッとしたものです

ところが・・・戻っていらっしゃいました お隣に
 
そして耳を疑うその方のお言葉「あそこは子どもがいるからダメだ!こっちがマシだから」はい、マシとおっしゃいました 私の頭の上で そうですか、マシなんですね

どうやら、お隣は空席でも通路を挟んでお子様連れがお座りだったのが気に入らなかった模様です なんとまあ、わがままさんです マシと言われた方と、ずっと隣合わせで到着までの悶々とした私のこの気分、どーしてくれましょう

深夜便なので寝るしかありませんが、こんな方のお隣で寝るのも気分がよろしくありません 隣の気配というのがこの時から苦手になりました 到着前にお食事が出るのですが、お隣さまは真っ白いパンツをお召しになっておられるのが理由かどうか、フライト中、お飲み物もお食事も一切お取りになられませんでした 私はひとりで黙々と食事をしましたが味がしません なんだか食べてはいけない雰囲気が充満しておりました

これは私が経験した中であまりにも不愉快だったフライトでした このすぐ後に、LAX-羽田便も フルフラットを導入し、スタッガードシートになりましたので快適なことこの上ないです 







ビジネスクラスはANAがお気に入り

LAX-日本便は3便ともスタッガードシートです

ANAスタッガードシート

おすすめはモデルさんが座っている席の前後、窓際にシートが配置されている席です 通路側にテーブルがくるのでより個室感が増します この席だとお隣の気配を全く感じることなく快適なフライトができます


ANAシートマップ

1-2-1 と余裕の配置です


JAL シートマップ

こちらはLAX-成田便のシートマップです 2-3-2 なのでビジネスクラスとはいえ詰め込み感があります 羽田-ロンドン便も同じシーティングでしたが、ANAの方がくつろげるので私はANA派です

ファーストクラスは、JAL の方がサービスもシートもランクが上ということです







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