アメリカ大学事情 その28

夏休み中、子どもをどう過ごさせるかということは重要です 大学進学と関係ないことはありません 小さい頃から長期休暇に有意義な体験をさせることはきっと将来役に立ちます 

夏休みは日本で体験学習を受けられるご家庭も多いかと思います 生きた日本語に触れるいい機会ですし、なにより無料です 一方、夏に帰省しないとなるとサマーキャンプに入れるのが普通ですが、これがほんとにお高い お子様のいらっしゃらないご家庭には想像できない出費かと思われます 我家ではサマーキャンプは 長年、UCLA に通わせていました UCLAサマーキャンプについて 説明します

UCLA サマーキャンプ について

UCLA サマーキャンプとは、UCLA Recreation が運営しているサマーキャンプです 元々は、UCLA ファミリーの為に始まったサマーキャンプですが、最近は一般の方も参加することができます 

これはUCLAだけではありませんが、夏休みの大学キャンパス内ではたくさんの業者主催のサマーキャンプやサマークラスが開催されています キャンパスを利用していますが、大学とは全く関係のないものです 高校生向けのサマークラスは非常に高額ですが、大学が関与していないものはだだその大学のキャンパスを利用しているだけと認識して下さい 大学主催のサマーキャンプでは受講したクラスがクレジットされるものもあります その違いを知ることは大事です

今回は、小さいお子様向けサマーキャンプのお話です


UCLA サマーキャンプ 2018


今年の申込は既に終了していますが、来年以降の参考のために 説明しましょう 

いわゆる、Day Camp は その年の9/1の年齢で参加できるクラスが決まります UCLA では Camp Burn Kids といいます

Camp Burn Kids Level A :K~1st(5~6歳)

Camp Burn Kids Level A スケジュール

Camp Burn Kids Level B~C:2nd~5th(7~10歳)



Camp Burn Kids Level B~C スケジュール



  • Check In 8:30~9:00
  • Chack Out 4:00~4:30
Day Camp ですが、4時半までにはお迎えに行かないといけないので 別料金で延長もできます 

Extended Care




  • AM 7:00~8:30 :$35/Week
  • PM 4:00~6:00 :$50/Week

一日のみもあります

  • AM :$10/day
  • PM  : $15/day

キャンプ費用

気になるキャンプ費用ですが、2018年は 一般で 週440ドルです 7/4の週だけ一日少ないので 375ドル、全12週全て参加させると 5,215ドルになります お子様二人なら軽く1万ドル超えます

他のサマーキャンプと比べて高いかといいますと、内容からすると高くはありません 午前中だけのキャンプでも結構します 地区の公立小学校などのキャンプはお安めですが、午前中だけのところがほとんどで内容もそこまで充実しているとは言えません

我家の場合、キンダーから高校生までお世話になりましたが、キャンプ費用はお安く抑えることが出来ました


5段階の料金システム

我家の場合、Tier1 に該当していた為 2018年の料金では 一般440ドルのところ、270ドルとなっていますので約40%ディスカウントということです UCLA の教職員の方より、更にお安い学生料金が適用になっていました 息子がK~高校までの長きに渡り、我家にはUCLA在学中の家族がいたのです


キャンプの内容


Camp Burn Kids の内容はスケジュールにもありますが、毎週テーマがあり Level B~C では一日が遠足日です 12週全部参加しなくても、希望の週だけ参加ということもできます 他の週は違うプログラムを入れることもできます 

場所は、UCLAキャンパス内の レクレーションセンターにあり、プールや野外アスレチックもあります 


その他のプログラム









6th~10th(11~15歳)の為のプログラム


セーリング・キャンプ




こちらは UCLAらしいキャンプです マリナ・デルレイに UCLA のレクレーションセンターがあり、毎日バスで送迎してもらえます 高学年になるとこのキャンプに参加させていました マリナ・デルレイからサンタモニカ・ピア辺りまでセーリングします


息子の時はありませんでしたが、ライフガードのキャンプもあるようです




高校生のお楽しみ


UCLAのサマーキャンプに長い間通っていて、息子が楽しみにしていたのは CIT になることでした



9年生になって、このクラスを受講すると CIT(Counselors in Training) になれます CIT のTシャツを着て、CIT ネームを自分で決めて参加します いつか大きくなったら CITになると憧れていたようでした 実際は、子どもたち相手でクタクタになる日々だったのですが、これはこれで楽しい体験となりました

もちろん、ボランティアですので 大学のアプリケーションに書くこともできます 


画像は全て UCLA Recreation Summer Camp 2018 より

まとめ

夏に帰省しないご家族にとって夏をどう過ごさせるのか悩みのタネです 今回は我家が長年参加していました UCLAサマーキャンプ をご紹介させて頂きました 人気のサマーキャンプは早めの申込が必須です 来年に備えて、今年のうちからリサーチをはじめておかれるといいでしょう








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